謎の集金用ドア – IG ANNEX (足立)

東京は広い都市。相手の都合に合わせて待ち合わせるラブホデートも、実に広いエリアをカバーしなければなりません。
足立区近辺であれば、車の場合は戸田エリアに足を伸ばせばいろいろ選択肢があるのですが、あまり移動に時間を取れない場合、近場で程よい落とし所を探すことになります。環七から少し北側の入谷には、川沿い近くに数件ラブホテルが並んだポイントがあります。そこのひとつがこのIG ANNEXです。

この川沿いには3軒ほどラブホテルが並んでいるのですが、外見的に一番よさげなのが、このIG ANNEX.
一見、ふつうのラブホの造りに見えますが、1Fはすべて駐車場。そこから直接、各部屋に上がれます。実質的にモーテルと同じ形式です。
駐車場にも特徴があり、入口はゴムの垂れ幕さえくぐれば入れますが、出口には可動ゲートが備え付けられています。帰るときは、出口のゲートの前まで車を回して待っていると、左右にぐぐーっと開きます。秘密基地から出動するような気分になり、ちょっと面白いです。

今回は妙齢の人妻さんと。3時間休憩で5,400円の部屋でした。夜中とかでなければ、サービスタイムも同料金のようです。
お部屋は、まあ、昭和感あります。

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お風呂も、無理なく二人で入れるな、という普通のものですが、

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浴室のドアに気づいて開けてみると、

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またしても露天風呂が! なぜだろう、最近露天風呂づいています。

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もちろんこちらは、余裕で二人でゆったり入れる大きさ。

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見上げると、ちょうど、このホテルのネオンサインのタワーがすぐ上です。

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というわけで、浴室から部屋をながめるとこういう感じです。人妻さんは心地よい疲労感で眠っています。

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さて、このホテルは、帰るときにフロント9番に電話をするよう案内されていたのですが、電話してみると、これから集金に伺いますと。
なので、部屋に入った玄関を少し開けて待っていたのですが、
集金がくるのは、玄関ではなく、なんとこの謎のドア。の向こうにあるもう一つのドアからでした。

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謎ドアを開けると、外に通じる鉄板ドアがあり、その中央には、監獄の映画で見るような小窓が。

集金に来てくれたおばさんに応対しようと思い切りドアは開けたのですが、
「あっ、いえ、こちらから・・」
と、鉄の小窓を案内され、改めてドアを閉じてから、小窓経由でお金とお釣りをやりとりしました。
じわじわきます。

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このあたりのホテルには去年か一昨年ごろにも女子大生と入ったことがありますが、その部屋はエアーシューターがあり、いまどきエアーシューターがあるだけでも相当珍しいです。
(この記事です → エアシューター – Hotel Skylove > ラブホの手帖)

ちなみに、車以外で訪れた際は、保証金10,000円をまず支払ってくださいと書いてありました。
部屋と外を勝手に自由に出入りできるモーテル形式、かつ遠隔ドアロック (部屋の中の精算機で金を払わないとロックが開かないとか) もないので、部屋の使い逃げを防ぐには仕方ないところなのかな。