都南の意外なツボ – ホテルミレイ (大井町)
いまの大井町は実は結構便利な街です。京浜東北線、埼京線(りんかい線)、大井町線が来ていて、駅の外にはヤマダ電気や大きな西友、イトーヨーカドーなど買い物も便利。飲食店もいっぱいあって、ちょっとしたゴールデン街みたいな一角もあります。「相席屋」まであったりします。
けれど、近くにラブホ(ブティックホテル)は1軒しかありません。それがホテルミレイ。
駅からは歩いて数分。かなり住宅街に入り込んだあたりにあります。目の前がマンションですが、人目を避けての出入りにはまあまあ悪くありません。駐車場はしっかり用意されていて、車で来るにも便利です。ただ、車で動いている場合なら、わざわざ大井町に寄らなくても、川崎や蒲田、大森に向かったほうがラブホの選択肢はたっぷりあるでしょうね。
ホテルの中は、かなり昭和っぽいです。入ってすぐに部屋選択パネルがあります。
パネルで部屋を選んでも特に何もアクションはありません。出てきた紙レシートを持って、部屋に向かうだけ。階数は3階建てですが、エレベーターはありませんので、パネルの脇の階段を一緒に歩いて、登って、どうぞ。
部屋の中もそこそこ昭和感があります。オシャレ志向の女の子を連れてくるにはあまり向きません。もっとも、大井町に男性と来ちゃってる時点でオシャレ感もないとは思うけれど、相席屋からのワンチャンというケースではうまくマッチしないこともありそう。チェックアウトのときも、うっかりしているとお掃除スタッフと割と顔を合わせてしまいがち。ここは女の子をうまくかばいつつのラブホ出入りテクが試されるところです。

ウエルカムドリンクの類も特にないので、一緒に飲み物を買ってから入るのもいいでしょう。
良いところは、いままで満室に出会ったことがないこと、大井町という場所が意外に交通面でも待ち合わせに適していること、恵比寿や五反田と違ってちゃんと休憩が3時間ベースで、サービスタイムも土日合わせてしっかり使えること。さらに、値段もリーズナブルなこと。付近に競合がないラブホの場合、なんでこの設備でこの値段?というぐらい、ぼったくった価格設定になっている場合がありますから、ここは良心的。駐車場もちゃんとありますよ。
部屋のクォリティも考えればトントンかもしれませんが、オシャレデートとかでないなら、意外な場所で意外に使えるラブホとして、頭に置いておいて損はありません。